川柳 ~あすか倶楽部~ お題“ 読・野 ” [2018/10]

◆平成30年10月のお題は “ 読・野 ”です
?皆様の投稿をお待ちしています。
鈴木春信OCT.jpg
『流れのほとりで菊を摘む女(見立菊慈童』 鈴木春信
William Sturgis Bigelow Collection11.19443
Photograph[コピーライト]Museum of Fine Arts Boston.
菊の香や 太古のままに 朝日影 (飯田 蛇笏)

・読売は 3位で下野し 解任に
・火中栗 原野商法 読まれてる
・3度目は 愛人整理 したと読む
・最下位 外野の声に 馬謖斬る
・外野席 船頭多く 虎が猫
・猫バスに 読み替えたらな 勝てるかも
・下克上 先読みし過ぎ 号泣し 
・鉄道が スマホに負ける 野球道
・野球道 金満家より カープ女子
・新聞社 市民野球に 勝てぬ妙
・米国の 野球を変えた 二刀流
・2匹目の ドジョウと読んだ 流れ星
・野茂英雄 トルネード流 開拓使
・紳士たれ 野守は見ずや タバコ吸う
・ドラフトに 日の当たりたる 枯れ野かな
・野風増 星野仙一 やんちゃです
・古希過ぎて ギャルの前では 鯖を読む
・湯けむりの 向こうにギャルが 野の兎
・図書館の 野菊の墓に 涙した
・九条は やはり野に置け 蓮華草
                 幸山 常男
-----
・自分でも 解読できない くせ字書く
・読み違い それも嬉しや メール文字
・先読めぬ トランプさんの 視野の先
・野に放つ 保護した雀 舞い戻る
・定年後 野人と化して 自然人
・恵み知る 野良仕事やら 天の川
・若きとき 野宿で旅した 日本海
・野鳥行く 国境を超えて 又おいで
・何時までも 野望が増える 我が望
・北の地で 野鶴の声と 白い息
・孫の文 涙でかすみ 読みにくい
・孫たちは 野に放った 鳥の様
・床で読み 気が付けば 朝となる
・口説いても さっぱり読めぬ マドンナは 
・台風が 迷路で読めず この夏は
                  横田 光彦
----- 
・野分過ぎ スイッチオンオフ 暑寒い
・週刊誌 読んだつもりの 車内吊り
・山野草 咲いては消える 美しさ
・新聞は 読むというより 見るだけに
・わが心 読まれてしまい 嘘つけず
・愛犬は 野原をくぐり 草かざり
・子をかばう 妻の心は 読み飽きた
・野に遊ぶ 既視感漂う ルノアール
・気迫なく 居心地良いか 野党人
・読み当たり 喜び過ぎて 躓いた 
                 田中 慶篤
 

nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。