あすか倶楽部 くらし川柳 お題“ 輪 ” [2014/6]

◆平成26年6月のお題は“  ”です
皆様の投稿をお待ちしています
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◆初めて投稿される方へ:実名とアドバイザー期を記入願います。※例 あすか太郎(33期)
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輪回し.jpg
 ※竹中俊裕/画(唱歌集『われは海の子』日本漢字教育振興協會刊 挿絵より)
 
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  ・競輪は 廃止するが カジノなら
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  ・九条ネギ 食べず嫌いで 内輪もめ
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  ・集団で 暴走しても 脱輪し
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  ・大輪は 血を犠牲にし 咲き誇る
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  ・輪郭は 歴史を汚す アベノミス
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  ・家族葬 弔電供物 花輪なし
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  ・熱中症 選手観客 夏五輪
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  ・記憶力 ゲームのような 駐輪場
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  ・輪唱の いびきをかいて 猫とオレ
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  ・輪番制 くじ運そろそろ 我が家にも
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  ・横壁に 磁石で輪ゴム 冷蔵庫
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  ・プロポーズ 指輪代わりの 竹輪出す
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  ・本棚の 車輪の下に 神もなく
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  ・集まった 輪の真ん中に サムライブルー
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                幸山 常男
 
  ・バラ一輪 あれば嬉しい 誕生日
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  ・ダイエット つかえ回せぬ フラフープ
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  ・フォークダンス 君の手前で 曲終わり
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  ・ころころと 林檎逃げてく 坂の家
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  ・トンボ追い 指先回し 幼き日
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  ・せがまれて 亡父(ちち)自慢げに 紫煙の輪
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  ・ときめいて 指輪外して コンサート
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  ・時流れ ロボット毬つく てんてまり
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  ・投げ縄で 手繰り寄せたい 人がいる
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  ・静寂に 投げた小石が 波紋呼ぶ
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                福寿そう 

・目の前を チョロチョロ走る 軽四輪

・五輪まで 生きていようね その後は
・軽四に 追い越されても 追いつけず
・ドーナッツ盤 裏面さえも 擦り切れた
・おさなき日 輪をまわし今 目をまわし
・愛犬に 首輪かけられ 夢散歩
・消えた輪 あの銀行も 石鹸も
・もの忘れ さらに輪をかけ 我忘れ
・色あせた 妻の指輪に 夕陽さし
・ピョンチャン 蛙か兔 冬五輪
                                            田中 慶篤

・補助輪を 外せと威張る 孫に負け

・轍見て 手植えの稲を 懐かしむ



・輪になって 食べごろ狙う 野の鳥が



・一輪車 今は美味しい 野良仕事



・空に書く 五輪の夢を 追いかける



・感動の 五輪席が 消えてゆく



・人の和が 知恵の輪紡ぐ Fブック



・内視鏡 外れぬ指輪 メタボです

                                                  岸 宣忠


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  ・竹輪持ち 眼鏡と喜ぶ 幼子は
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  ・懐かしい 輪転機の音 心地よく
  ・ついに来た 自治会長が 輪番で
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  ・根菜は 輪作により よく実る
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  ・懇親会 輪投げでもらった 一升瓶
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  ・アイシャドウ 上下ばっちり 輪のように
  ・愛犬の 首輪にライト 夜の道
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  ・競輪で 地方財政 立て直す
  ・エフエフは 前輪駆動の 事でした
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  ・仮装の日 耳首指足 輪で飾る
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  ・この指輪 生涯誓う 証かな
  ・口車 車輪のように 良く回る
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  ・外輪山 列島日本の 地学知る
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  ・一輪車 わが初孫は キャッキャして
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  ・夫婦愛 双輪のごとく 相愛で
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  ・双開店 花輪で飾り 頑張るゾ
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  ・豊齢で 信頼の輪は 一段と 
  ・村祭り ちの輪くぐって 幸招く
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  ・近隣は 輪と和で築く 仲間達
  ・バーゲンに 二重三重 重なる輪
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  ・期待感 五輪で景気も 勢いを  
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                                               横田  光彦

 
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  ・縁日で 輪投げに射的 懐かしく
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  ・2歳半 孫の愛車は 三輪車
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  ・左手に エンゲージリング 輝きて
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  ・目標は 現役でいよう 五輪まで
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  ・年輪を 重ねて愉し 人生は
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                多田 慈子


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