・新元号 令和よろしく しばらくは
・和の世代 顔見比べて 優先席
・変換で 冷和となりて ヒヤリする
・令和より 昭和がなじむ 世代かな
・みそ汁と ご飯だけでも 和を感じ
・命令を 指示と言い換え 軽さかな
・軽々と 命令できぬ もどかしさ
・伝令は 高校球児 専用に
・国賓に 神妙な顔 トランプさん
・万葉の 歴史の深さに 無知を恥じ
・お言葉に 風格感じ 安堵する
田中 慶篤
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]]>・平成も 卒業間近 ありがとう!
・古希を過ぎ 卒寿をめざす 厚顔さ
・目立たずに 卒なくこなし 忘れられ
・根なし草 どこで卒業 するのやら
・春が来た 鼻ムズムズで 知らされる
・山桜 ソメイヨシノと 並び咲き
・あゝ卒寿 周りを見れば 知人なし
・君は若い 卒寿の人に 照れ笑い
・薄い髪 春一番に 帽子とも
・春の服 暑さ寒さも やせがまん
・晩春の 楼蘭つつじ 乙女たち
田中 慶篤
・立ち止まり 考えごとを 忘れ去り
・駅に歩く 速さ衰え 息ぎれも
・散歩中 不審者に思われ はや歩き
・愛犬が はやく歩けと 目で合図
・愛犬と 歩けば止まり 微笑みを
・愛犬が 縁でFBよりも 深い友
・進歩より 停止のままで 時は過ぎ
・平成に ろうそく灯る あの日々よ
・平成は 消えても光る 濃い記憶
・あの人は 光の中で ひかっている
・ひかりより のぞみが薄い こだまかな
・いつの間に LEDだらけの 味気なさ
・煽り顔 LEDライトの つり目か〜
・星空が グラスに映る 小宇宙
・父の記憶 光る波間の 帰り道
・電話から 光る涙が 感じとれ
・点滅の 夜間飛行の 翼揺れ
田中 慶篤