あすか倶楽部 くらし川柳 お題“ 岸 ” [2012/1]
◆新年(平成24年1月)のお題は“ 岸 ”です
皆様の投稿をお待ちしています
◆大和路 山の辺の道 崇神天皇陵(奈良県天理市)
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・指折って 護岸で一句 「早まるな!」
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・サスペンス 少しロマンス 湾岸署
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・湾岸や イラク・アフガン 次いらん!
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・イクラ・うに マグロ見るだけ 河岸ツアー
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・金づちで 越せぬ三途の 向こう岸
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・年の瀬は 西海岸へ 墓参り
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・岸壁の 淵より深い 妻の愛
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・妻が好き 岸和田ドラマ 消えた夫(つま)
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・年が明け 未だ接岸 できぬまま
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幸山 常男
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・始まりだ この岸離れ 辰の年
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・海岸の 日の出まばゆく 頭垂れ
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・対岸で 寒空舞ってる お正月
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・川岸の 柳の如く しなやかに
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・岸離れ 何処へ向かうの ゆらゆらと
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・湖岸にて さざ波まるく 鳥一羽
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・たそがれて 再び逢いし この岸で
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・花飾り 岸辺に摘んだ 幼き日
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・川岸で おぶってくれた 背の温み
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・遥か岸 行ってみたいな 桃源郷
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大浦 福子
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・早や1年 かすかに見ゆるか 向こう岸
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・向こう岸 渡るの先と 年頭(念頭)に
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・寄り添って 岸辺を歩く 大昔
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・岸辺行く あの娘と歩く 夢の中
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・自然には 強い護岸も かなわない
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・岸恵子 いったい誰と 世代の差
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わがまるい
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・振り向けば 昭和の岸は 遠ざかり
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・振り向けば 昭和の岸は 遠ざかり
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・初夢は 新河岸川で 仰ぐ富士
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・湾岸の 消えた風景 いつ還る
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・川岸の 雨の釣り人 夢時間
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・我が妻に 岸恵子さんの 若さ無理
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・漂流の 我が人生を 探す岸
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・人生の 岸は近けど 目を逸らし
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・向こう岸 なぜか気になる 歩く人
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・渡し舟 我を忘れて 向こう岸
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・彼岸花 消え入るように 枯れて行き
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・危機なのに 対岸の火事 まつりびと
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・マニフェスト 岸辺のドジョウ 背を向けて
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・岸壁は 妻より前に 立つまいと
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田中慶篤
わがまるいさん、あけましておめでとうございます。
今年初めてのご投稿ありがとうございました。
宮内庁の宮中歌会始のお題「岸」に、「向こう岸」を張ったわけではありませんが、あすかくらし川柳も気品?ある「あすか倶楽部」を連想させるものにしたいですね、でもあすか倶楽部は気品さに加えて、昇竜のごとく積極果敢に上昇することを老婆心ながら願っています。
・岸恵子 いったい誰と 世代の差
年齢を感じさせない、般若顔の岸恵子さんにあやかって、健康長寿をお互いに目指しましょう!
by あすかくらし川柳かんりにん (2012-01-04 09:54)
大浦福子さん、あけましておめでとうございます。
今年初めてのご投稿ありがとうございました。
お題の「岸」、ご自身の過去・現在・未来を女性ならではの視点で、時系列的に詠いあげられ、新鮮さがとてもよく感じられる川柳だと思います。
・川岸で おぶってくれた 背の温み
これは遠い過去の体験を詠われたものと察せられますが、その時の情景が手に取るように、この5・7・5・から目に浮かび感じ取れますね。
by あすかくらし川柳かんりにん (2012-01-04 21:39)
かんりにんさん
明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願いいたします。
早速コメントいただき、ありがとうございます。
・川岸で おぶってくれた 背の温み
これは、子供の頃川を渡るのに、浅瀬ながらも流れ速く石がゴツゴツしていたので、年の離れた兄がおぶってくれたのを憶えています。
その兄も去年、(向こう岸 母に逢えたか 逝った兄)となってしまいました。
by 大浦 福子 (2012-01-05 12:37)
田中さんの ・振り向けば 昭和の岸は 遠ざかり
同感です。いろんな所でそう思いますが、年末の紅白歌合戦をみながら、またまた私そう感じました。
・寄り添って岸辺を歩く大昔 ・岸辺行く あの娘と歩く 夢の中
わがまるいさんのこの句は桜のトンネルの中、寄り添って歩いた大昔?を思い出しました。今年は是非花のトンネルくぐりましょう、寄り添ってです!
by 大浦 福子 (2012-01-05 13:20)
幸山常男さん、あけましておめでとうございます。
今年初めてのご投稿ありがとうございます。
・妻が好き 岸和田ドラマ 消えた夫(つま)
関西でのこの事件は、TVで大きく取り上げられたものの、あまりにも多くの事件のなかで、忘れ去っていましたが、幸山さんの句で思いだしました。場所が〈岸〉和田という地名だったんですね。
・岸壁の 淵より深い 妻の愛
う~ん、奥さんの深い愛(?)を感じさせるような句ですが、まともにそう解釈していいものか、何となく深い謎を感じさせるものですね。
by あすかくらし川柳かんりにん (2012-01-06 09:32)
・サスペンス 少しロマンス 湾岸署
・イクラ・うに マグロ見るだけ 河岸ツアー
幸山さんのこの二つが特に好きです、思わず口もとほころびました。
湾岸署、以前テレビで観てました・・この句の言葉の軽やかなノリ?が好きです。
イクラ・うに・マグロ・・・どれも美味しいだけに、見るだけはつらいですよね・・・・・。
by 大浦 福子 (2012-01-07 19:02)
岸和田のドラマとは、NHKの朝ドラ「カーネーション」のことで、夫が戦死して、女性が主人公で活躍し、男の影が薄いドラマが、まるで我が家のようで・・・と詠んだつもりでした。
最後の句は「猫にさえ 接岸できぬ 年が明け」というのが、本当のところでしょうか(トホホ・・・)?
by 幸山常男 (2012-01-08 19:27)
幸山さん、おはようございます。
コメントありがとうございました。
幸山さんがご投稿された川柳へのコメント、私の大きな勘違いに赤面してしまいました。NHKの朝ドラ「カーネーション」は歌手の中村美津子さんが出演されているんですよね。私はこの朝ドラを見ていなかったせいもあり、幸山さんのこの句を、昨年の歯科医妻の失踪事件のことだとばかり思ってしまいました。
どうもすみませんでした。
by あすかくらし川柳かんりにん (2012-01-11 09:44)