あすか倶楽部 くらし川柳 お題“ 紙 ” [2013/9]

平成25年9月のお題は“ 紙 ”です
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※映画“ペーパームーン”より
 

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   ・厚紙に 書かれた願い お・も・て・な・し
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   ・7年後 銀座パレード 紙吹雪
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   ・汚染水 間違いだらけ 紙面楚歌
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   ・紙屑に なるとの予感 よく当たる
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   ・神の意思 運不運は 紙一重
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   ・冷や汗は 脂取り紙 吸い取らず
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   ・柄変更 あたりまえです 紙袋
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   ・この笑顔 出前講座で 紙芝居
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   ・紙粘土 孫と一緒に ボケ防止
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   ・再生紙 前世を想う 紙パック
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   ・風立ちぬ 紙飛行機に 夢乗せて
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   ・きっかけは 紙上で見合い 今ネット
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   ・同じ紙 尊敬される のは紙幣
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   ・赤紙を 彷彿させる 増税へ
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   ・この店も やっぱり普通 色紙あり
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   ・領収書 白紙でもらう 癖がつき
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   ・3万円 自分で書いて 印紙貼る
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   ・絵手紙を 自分に出した 下手過ぎて
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   ・置手紙 代わり置かれた タブレット
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   ・紙切れで 結んで開いて 縁が切れ
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                       幸山 常男 

  


   

   ・川柳を ひねるの忘れ 紙を出す

   ・紙に書き 忘れ防止は 万全だ

   ・その紙を どこに置いたと 大騒ぎ

                        わがまるい

                       

      ・人生の 起点終点 告げる紙
 
   ・喧嘩して 書いて破った 置手紙
 
   ・鉛筆の 亡母(はは)の手紙は あったかい
 
   ・月明かり 影絵が踊る 障子越し
 
   ・紙芝居 夢中で口開け 見入った日
 
   ・失恋の 手紙を裂いて 雪になる
 
   ・捨てられぬ 未練すっぱり シュレッダー
 
   ・ライト浴び 舞台彩る 紙ふぶき
 
                       福寿そう        

   ・「紙に書く」 最後にやったの 小論文
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                                                坂本 豊
 

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   ・嫁ぐ日は 感謝の手紙を 父の手に
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   ・包み紙 開ければそこに 妻の笑み
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   ・宝くじ 紙一重で 人の手に
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   ・古事記とは 最古の歴史書 和紙と筆
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   ・色紙で 作った鶴を 孫の手に
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   ・赤紙で 捧げた命に 手を合わす
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   ・新聞紙 兜で遊んだ 時思う
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   ・この紙が 紙幣ならばと 思う今
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   ・最近の 紙の応用 宇宙まで
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   ・コインより 紙幣をねだる おさな子よ
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   ・贈り物 包む紙種で 相手決め
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   ・あの国の 海外紙幣は 日本製
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   ・週刊誌 いづれも類似の どの号も
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   ・朝刊は インクの臭いと 共に来る
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   ・原発を 今日も紙面で 不安知る
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   ・想い出を 色紙を眺め 思い出す
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   ・今昔 紙芝居が 夢に出る
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   ・月末は お金頼むと 手紙出す
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   ・紙おむつ 便利な物だと 孫を見る
   ・評論家 紙上論争 尽きません
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   ・紙入れに そっと偲ばせ お茶の席
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   ・諭吉さん 紙幣と共に どっと来て
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   ・麗しき 和紙の伝統 我が子にも          
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                                                 横田 光彦

 
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   ・紙芝居 水あめ買えず 塀越し観
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   ・就活 天国地獄 紙一重
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   ・新聞紙 保冷防寒 自在です
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   ・旅先で 一宿の恩 置手紙
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   ・果樹園は 紙の袋で 実る秋
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   ・何もかも 白紙撤回 してみるか
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   ・過疎地にて 葬列に見る紙 烏帽子
   ・陶芸の 一輪挿しが 紙押さえ
   ・風立ちぬ 紙飛行機で 引退す  
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                        岸 宣忠

   ・華やかな 色とりどりの 京千代紙
 
   ・紙ふうせん 情緒豊かに 育つ孫
 
   ・初孫の 就学祝い 飛ぶ紙幣 
 
   ・サラリーマン 紙一枚で 西東
 
   ・マジっすか!? 紙兎ロペ シュール過ぎ
 
                        多田 滋子

   ・紙ふうせん 赤い鳥から 風にのり
 
   ・たかが紙 軽くて重い 時もある 
 
   ・川柳は 紙とえんぴつ ふろの中
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   ・ガリ版の インクの匂い わら半紙
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   ・ちり紙と 変えなきゃ良かった あの雑誌
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   ・新聞紙 畳の裏で 時を止め
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   ・くすり箱 あけて懐かし 紙風船
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   ・不思議な日 紙飛行機が あの人へ
   ・障子紙 影絵をつくる 夏の虫        
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   ・紙破れ 金魚飛び跳ね あざ笑い
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   ・あの頃は モダン感じた 西洋紙
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   ・人生は 紙一枚で 浮き沈み
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   ・わかれ道 運と不運は 紙一重
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                        田中 慶篤
 
 
 

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