あすか倶楽部 くらし川柳 お題“ 道・路・径 ”

◆平成２４年２月のお題は“　道・路・径　”です

皆様の投稿をお待ちしています

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Discovery Walks in Toronto Canada

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　　　・退職後　バケツの栓を　閉め忘れ 

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                                                            石川　庄一

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　　　・寄り道を　したくなるよな　あの笑顔

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　　　・何事も　『道』を付けてそ　格つける

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　　　・何事も　スマート付けりゃ　売れる道？

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　　　・やわになり　武道とりいる　付け焼刃

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　　　・王道を　忘れたるかな　○○党

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　　　・道忘れ　カーナビ頼り　ボケ進み

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　　　・商道も　まずは除染か　哀しい世

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　　　・製造業　次なる道を　右顧左眄

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　　　・心臓も　バイパス付けて　明るい世

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　　　・『道』『道』と　独り言ちたる　床の中

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　　　・川柳を　送った積りが　道迷う

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                                                         わがまるい

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　　　・母恋し　あぜ道染めて　彼岸花

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　　　・古寺の　小径の奥に　つばき咲く

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　　　・としかさね　母に似てくる　辿る道

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　　　・いつ着くの　道くさ多く　目的地

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　　　・遅くなり　言い訳巡る　帰り道

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　　　・趣味の道　迷うばかりで　身につかず

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　　　・茶道にと　作った茶碗　愛犬に

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　　　・想い出の　夕焼け小道　セピア色

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　　　・別れ道　今じゃ引かれる　髪うすく

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　　　・分かれ道　そっちの水は　甘かった？

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　　　　                                               大浦　福子

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　　　・悩みます　寒中見舞い　北海道
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　　　・北帰行　一人酔いしれ　唄の道
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　　　・道草と　寄り道重ね　また独り
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　　　・まだ独り　お天道様も　見放して
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　　　・抜け道の　先は地獄か　華の山
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　　　・花道を　通り過ぎれば　ただの道
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　　　・夜にだけ　道頓堀に　咲くネオン
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　　　・ネオン街　横断歩道も　色づいて
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　　　・色づいて　青春街道　裏の道
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　　　・懲りないネ　わかっちゃいるが　不道徳
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　　　・人の道　妻に語って　内輪もめ
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　　　・内輪では　使い道ない　趣味道具
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　　　・釣り道具　釣った後は　錆ついて
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　　　・老活の　まだまだ長い　登山道
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　　　・道祖神　今じゃ我が家の　山の神
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　　　・今はもう　ともに白髪の　遍路道

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                                                     　　幸山　常男

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　　　・散歩道 人より犬に 挨拶し
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　　　・この時間 この道通り ある予感
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　　　・故郷の 馬頭観音 消えた道
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　　　・アナログの 鈴懸の径 池袋
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　　　・箱根路の ランナー見守り 妻悲鳴
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　　　・相撲道 モンゴル超えて リトアニア
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　　　・無力感 高速道路 無料化
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　　　・愚妻にも 道理通せば 角が立ち
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　　　・道を聞き 分かった振りし 礼を言い
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　　　・筋道の 道筋誤り 行き詰まり

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　田中　慶篤

コメント 4

幸山さん、早々のご投稿ありがとうございました。

これから考えて投稿する私たちにとっては、とても良い手本になります。それに致しましても、良くこれだけの数が思い浮かぶものですね。

私はこれらの句のなかで、・夜にだけ　道頓堀に　咲くネオン
が一番好きですね、かって遥か昔に、カネもなくただ通り過ぎるだけの道頓堀橋から眺めた、川面に映るネオンの眩しさが目に浮かぶようです。
by あすかくらし川柳かんりにん (2012-01-27 20:35) 

大浦さん、ご投稿ありがとうございました。

今回も年齢不詳を感じさせる女性らしい句で、生活感が滲み出た新鮮な川柳でしたね。
そのなかで、
・母恋し　あぜ道染めて　彼岸花
・としかさね　母に似てくる　辿る道
は、お母さんへの思慕、母と子の強い絆が感じられました。

また、「趣味の道　迷うばかりで　身につかず」と詠っておられますが、「茶道にと　作った茶碗　愛犬に」の句は、微笑ましくも趣味が十分活かされているようにも感じられますね。

by あすかくらし川柳かんりにん (2012-02-10 08:56) 

かんりにん　さん、いつも心温かいコメントありがとうございます。

陶芸を習った事がありましたが、不向だったのか蓋の合わない急須、水漏れする花瓶、重すぎる湯のみ・・・失敗作色々ありました。
茶道にと思って作った茶碗も、あまりの出来ばえの良さに？？？
愛犬に譲りました。今では楽しい思い出です。

・内輪では　使い道ない　趣味道具
・散歩道 人より犬に 挨拶し　　
この二つの句に、”そうそう”とうなづいています。
by 大浦　福子 (2012-02-10 15:47) 

わがまるいさん、ご投稿ありがとうございました。

実際はもっと早く投稿されたにもかかわらず、「川柳を　送った積りが　道迷う」だったんですね？それにしても「『道』『道』と　独り言ちたる　床の中」と言われながらも、11句もの作品が生まれましたね。
「寄り道を　したくなるよな　あの笑顔」ってすごくいい気持になるんだろうなあ～と、わがまるいさんの川柳を詠ませて頂き、管理人もほのぼのとした気持ちになりました。

by あすかくらし川柳かんりにん (2012-02-19 21:50)