あすか倶楽部 くらし川柳 お題“ 古 ” [2014/3]
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平成26年3月のお題は“ 古 ”です
皆様の投稿をお待ちしています
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◆初めて投稿される方へ:実名とアドバイザー期を記入願います。※例 あすか太郎(33期)
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※川柳と無関係の記事は投稿しないでください。
※LES MOULINS A CAFE
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古手帳 ハートマークが 週3日
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古写真 妻とラブラブ ツーショット
古写真 妻とラブラブ ツーショット
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ツーショット 今じゃ逃げ出す 古女房
ツーショット 今じゃ逃げ出す 古女房
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熱い夜 閑古鳥鳴き 冷えた今
熱い夜 閑古鳥鳴き 冷えた今
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古ヌード 言われて見れば フルヌード
古ヌード 言われて見れば フルヌード
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古紙回収 デイサービスと 兼用車
古紙回収 デイサービスと 兼用車
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9条に 守られ迎え られるか古希
9条に 守られ迎え られるか古希
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古来稀 今70歳は 団体さん
古来稀 今70歳は 団体さん
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古希近し 阪神優勝 最後かも
古希近し 阪神優勝 最後かも
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酢や味噌が 元祖グルメな 名古屋人
酢や味噌が 元祖グルメな 名古屋人
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古狸 8億円も 個人的
古狸 8億円も 個人的
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冬の星 太古の人の 夢を知る
冬の星 太古の人の 夢を知る
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忘却とは 悩んで古い 悩み消す
忘却とは 悩んで古い 悩み消す
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あの世でも 来るのか古き 良き時代
あの世でも 来るのか古き 良き時代
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幸山 常男
・古き良き日 そんな友も 人の妻
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・今もなほ 古典劇に 夢を追う
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・中古車は 異国の空で 疾走す
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・現存す 最古の歴史書 古事記なり
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・古希祝 古式ゆかしく 古酒の杯
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・最古参 若者に優る ネタを秘め
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・被災地は 多くの心で 復古する
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・その動作 古風の中でも 雅なる
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・この旅は 古酒を求めて 巡ります
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・我が国は 古都の神秘と ハイテクと
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・愛妻と 古道を巡った 幸の日々
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・古里は 古戦場に 武者姿
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・今朝も又 古事にならって 日を拝む
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・古文書に 見つけた我が家は ひゅっとして
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・若き日の 古典のような 恋文を
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・古き友 話題も時折 懐古する
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・この染めは 古代を偲ぶ 古色だす
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・ウルサイよ 古ごとならべる 饒舌家
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・夢の中 久しぶりに 故美人と
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・今日もまた 古言を言い 笑わせる
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・一寸待て 俺はそんなに 古いのか
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横田 光彦
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・錆び付いた 頭に今朝も 油さす
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・手も足も ガタがきたけど 口達者
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・梅干の シワも愛しい 亡母に似て
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・古いわと 言うが貴方も 負けてない
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・青春の 想い出眠る 桐の箱
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・古本に 挟んだ写真 遠い恋
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・お化粧で 貴方を騙す 若作り
・お化粧で 貴方を騙す 若作り
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・道祖神 古道に佇み おもてなし
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・古寺に 疲れたこころ 置きに行く
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・古伊万里に 花びら映し 春を飲む
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福寿そう
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・古狸? いやあの人は 古狐
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・辺野古沖 ジュゴンと珊瑚 青空へ
・辺野古沖 ジュゴンと珊瑚 青空へ
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・我が妻は 巣鴨詣でが 板につき
・我が妻は 巣鴨詣でが 板につき
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・遠き友 年賀状で 安否知る
・遠き友 年賀状で 安否知る
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・里帰り ちゃんで呼ばれ 照れ和む
・里帰り ちゃんで呼ばれ 照れ和む
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・棄てられず 今年の冬も ぼろのポロ
・棄てられず 今年の冬も ぼろのポロ
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・愛着の カセットとVHS きかい無く
・愛着の カセットとVHS きかい無く
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・高齢者 俺は違うぞ シニアだぞ
・高齢者 俺は違うぞ シニアだぞ
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・古民家で クラシック聴き オールドパー
・古民家で クラシック聴き オールドパー
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・赤錆びた 線路の向こうに 過ぎた日が
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・雪だるま 雪合戦も 絶滅種
田中 慶篤
・赤錆びた 線路の向こうに 過ぎた日が
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・雪だるま 雪合戦も 絶滅種
田中 慶篤
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・古き良き 時代を思う 今の我
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・古民家に 住み慣れし君 いつ帰る
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・憧れの 古民家の梅 匂い発つ
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・いじめられ 倍返しした 古き友
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・古着屋の 掘り出し物は ブーメラン
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・今風の ブームの基は 古典から
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・古代蓮 我が家の庭に 咲き誇り
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・書かれてる 若い者はと ピラミッド
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・古鉄を 拾い集めた 七歳の夏
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・あのときの 古証文 在ったかな
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・古寺に 見習い和尚 住み始め
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・ダンシャリで 古道具屋の 蔵満る
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・新刊書 古本店に 山積みす
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・競い立つ 古女房と 古漬けが
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岸 宣忠
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・古井戸に 小豆を落とし めぼ治療
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・片付けも 時をも留める 古写真
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・古時計 幾年前から 時刻み
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・古新聞 ペーパー何巻 もらえるの
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・鎌倉に 古民家一軒 夢ひとつ
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多田 滋子
多田さん、早々のご投稿(確か先月末でしたね)ありがとうございました。
・古井戸に 小豆を落とし めぼ治療
そのような治療方法もあるんですね、私はドクダミ草を使っていました。「めぼ」は「ものもらい」だとか「めばちこ(眼罰子)」とも呼ばれていますよね。
・片付けも 時をも留める 古写真
そんなこと良くありますね、写真以外に古い新聞や週刊誌などにも、つい目を奪われ時間が経ってしまいますが、古い中に何となく新鮮さを感じるのかも知れませんね。
by あすかくらし川柳かんりにん (2014-03-29 05:43)
岸さん、今月も早々にご投稿頂きましてありがとうございました。
・憧れの 古民家の梅 匂い発つ
梅匂い発つ古民家ですか・・・、とても憧れますね。古民家の庭先には四季折々の花を咲かせる木々や草花が植えてあり、犬や猫ものびのびと遊んでいる情景が浮かんできますね。
・古鉄を 拾い集めた 七歳の夏
小学校の時に観た映画「にあんちゃん」のひとコマを思い出させる川柳ですね。数年前NHK-BSプレミアムで放送してたのを懐かしく観ましたが、確かに記憶の通り古鉄を拾うシーンがありましたよ。
・ダンシャリで 古道具屋の 蔵満る
そうですね、今は断捨離ブームですから、古道具屋さんの蔵は満ちてるかも知れませんね。ある日、何処かの古道具屋さんを訪ねた時、自分が出したモノに偶然出会うことがあるかも知れませんね。
by あすかくらし川柳かんりにん (2014-03-29 06:09)
福寿草さん、今月も早々にご投稿ありがとうございました。
・手も足も ガタがきたけど 口達者
そうですね、そんな人が何処にもいますよね。その人にとっては口が最後の砦なんでしょうね。口と云えば喋りの達者のみならず、食欲も旺盛な人が多いですね。
・古本に 挟んだ写真 遠い恋
これはあすか倶楽部川柳の中にあっては、福寿草さんならではの川柳だと思います。その古本、今まで良くもご家族の誰にも見られずに来られたんですね、まさしく秘めた恋という感じですね。
・お化粧で 貴方を騙す 若作り
これも福寿そうさんらしき年齢不詳を思わせる川柳ですね。最近、化粧で驚かされるのは電車に乗った時、前に座った若い女性が手鏡を見ながら化粧をしているのを見かけますが、気が付けば電車に乗って来た時と同一人物とは思えないほど、全く別人の顔に変身してしまっていることですね。
by あすかくらし川柳かんりにん (2014-03-29 06:44)
横田さん、2月のあすか倶楽部定例会では久しぶりにお会いしたにもかかわらず、お話できなかったですが、今月の柏崎ではいろいろお話することができて良かったです。さて今月も大量のご投稿ありがとうございます。
・古き良き日 そんな友も 人の妻
心の奥底にジーンと沁みわたる川柳ですね、確か70年代だったと思いますがフランスのエンリコ・マシアスというシャンソン歌手が歌っていた「友人の妻」というタイトルを思い出しました。「あなたが泣く理由を私は知っている・・・あなたは私の友人の妻である」
・古き友 話題も時折 懐古する
話題を時折り懐古すのは良いですね、でも同じ話題を度々だったら聞かされる方はつらいですよね。私の場合、仕事では毎日同じことを聞かされても、今初めて聞くような傾聴に徹していますが、やがては自分もそうなるのではと・・・。
・一寸待て 俺はそんなに 古いのか
この川柳、思わず笑いが込み上げてきました。たぶん自分自身にも思い当たる節があるのかも知れません。自分が古いというのは年齢的にも重々承知していながらも、それを人に言われるとムッとする時がありますよね。
by あすかくらし川柳かんりにん (2014-03-29 07:18)
幸山さん、今月も大量のご投稿ありがとうございました。3月の投稿はないものと思っていたところ、消費税の駆け込みのような月末押し迫ってからのご投稿に感謝いたします。
・古手帳 ハートマークが 週3日
良いですね・・・、週3日のハートマーク。ところで最近の手帳では週何日のハートマークになりましたか?「最近は毎日がハートマークですよ」、という幸山さんの声を聞いたような感じがしますね。
・古写真 妻とラブラブ ツーショット
・ツーショット 今じゃ逃げ出す 古女房
この川柳、綾小路きみまろさんにさしあげたいですね。「あれから40年!」、歳月というか時の流れを感じさせる川柳ですね。
・古ヌード 言われて見れば フルヌード
うーん、いろいろ言葉の裏を考えてみましたが、特に裏も表もなく単なる中高年の駄洒落かと思いました。
・古狸 8億円も 個人的
この人の今までの言動は、他人のおカネの問題には厳しく迫り、自分のおカネの問題には優しくの典型だと思いましたね。
by あすかくらし川柳かんりにん (2014-03-29 07:44)