あすか倶楽部 くらし川柳 お題“ 半 ” [2014/8]

◆平成26年8月のお題は“  ”です
皆様の投稿をお待ちしています
*

◆初めて投稿される方へ:実名とアドバイザー期を記入願います。※例 あすか太郎(33期)

緑の谷間の美しき村.jpg
 *夏 緑の谷間の美しき村

*
  ・半ドンを 想いに浸る 我がいる

  ・相隣は ウィンウィンで 明日が来る

  ・半歩先 運を掴んで 来たんだもん

  ・半端モノ 集めてきたが フリーマヘ

  ・一言で 半年生きる 勇気湧く

  ・蒲焼も 半分づつで 幸せよ

  ・四時半に 目覚めて待つの ラジオ前

  ・銭湯と 四畳半の 青春

  ・半年経 可愛さ増した 孫の頬

  ・自己に負け 自我がさ迷う ネット界

                岸 宣忠 

* 
  ・冷奴 半丁ほどが ちょうど良い
*
  ・半価なら 手が届くかな 別荘
*
  ・大型の 半径内に 台風が
*
  ・ならわしの 半夏生にて 季節感
*
  ・富士登山 疲れは来たが まだ半ば
*
  ・書初めを 半紙に綴り 神棚に
*
  ・友の名を 思い出せない 下半分 
* 
  ・バーゲンを 半期に一度と 狙ってる
*
  ・亡き妻に 半旗の心で 盆むかえ
*
  ・パピプぺポ 半濁音の 歯切れよさ 
*
  ・江戸の華 半鐘の音と 喧嘩なり
*
  ・あの講演 過半の聴取 舟をこぐ 
*
  ・大半は 期待も持つが STAPに
*
  ・熱帯夜 夜半に起きて 缶ビール
*
  ・前半も 後半も良し 我が人生
*
  ・言い訳を 半信半疑で ニュース聞く
*
  ・試験にて 羊を半と 書き違え    
*
  ・半世紀 我が妻とともに 良い歩み
*
  ・猛暑日は 半そでだって まだ暑い
* 
  ・夕立は 半時ばかりと 語り合う
* 
  ・ビヤホール 中途半端で 帰路に就く
* 
  ・半面の 化粧をしては やり直す
* 
                              横田 光彦  

*
  ・お化粧も 汗で半ベソ くずれ落ち
*
  ・半襟の 白が容姿を 引き立てる
*
  ・半分こ いつも小さめ 兄が取り
*
  ・愛犬は 時に半眼 昼寝する
*
  ・もう少し 買うのを待とう 半値まで
*
  ・片想い 半歩迫れば 2歩下がる
*
  ・君となら 片棒担ぐ それも良い
*
  ・瞑想の はずの半眼 船を漕ぎ
*
  ・あれこれと やってはみたが みな半端
*
  ・人生も とうに半分 後おまけ
*
                福寿そう 

*
  ・好物を 仲良く二人 半分こ
  ・半身浴 ホントに効果 あるのかな
* 
  ・若き日の 想い出詰まる 四畳半
  ・半世紀 生きて来たけど まだ子供
*
  ・半月や 私も人生 折り返し
*
                多田 慈子 

 
  ・手料理よ! 半田そうめん 今日もまた
*
  ・今日半ドン 妻の宣言 夜ラーメン
*
  ・近寄ると トイレ半ドア 叫ぶ妻
*
  ・言い訳を 半落ちだけと 疑われ
*
  ・浮気バレ いつまで続く 半減期
*
  ・下半身 半値八掛 2割引
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  ・半端ない にんにくパワー モリモリと
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  ・半狂乱 プロポーズさえ 忘れたい
*
  ・目覚めたが 半信半疑 役立たず
*
  ・役立たず 三行半に 半旗揚げ
*
  ・八里半 箱根山より 深い溝
*
  ・舌の根が 半乾きでは 嘘つけず
*
  ・オレ行水 妻は優雅に 半身浴
*
  ・妻の愚痴 反省日記 半世紀
*
  ・半ズボン オレはステテコ 妻リラコ
*
  ・お互いに 半澤直樹 出ぬ名前
*
  ・口数が 過半数超え 妻の勝ち
*
  ・折半よ! 財布は一つ でも妻が
*
  ・生半可 それがいい味 火野正平
*
  ・団塊は 半人前と 老人会
*
  ・年金日 今日は豪華に 二合半
*
  ・伴侶とは 互いに半慮 譲り合い
*
                幸山 常男
 

*
  ・半歩先 読み間違えて 暗闇へ
* 
  ・夜明け前 下弦の月に 気は落ちて
  ・出かけると 半日なんて すぐに過ぎ
* 
  ・情けなや 還暦越えど 半端もん
*
  ・道半ば これから先も 迷い道
*
  ・徘徊と 間違われぬか 夜半過ぎ
* 
  ・半分は 少なく見える 我が方が
*
  ・蚊の羽音 三半規管 かけめぐり
*
  ・誘われて ご馳走期待 割り勘に
*
  ・おかわりは 半分弱と 遠慮する
*
                田中 慶篤

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幸山常男

幸山です。
8月は祖先に感謝ですが、妻にも感謝の川柳を作りました。


手料理よ! 半田そうめん 今日もまた
今日半ドン 妻の宣言 夜ラーメン
近寄ると トイレ半ドア 叫ぶ妻
言い訳を 半落ちだけと 疑われ
浮気バレ いつまで続く 半減期
下半身 半値八掛 2割引
半端ない にんにくパワー モリモリと
半狂乱 プロポーズさえ 忘れたい
目覚めたが 半信半疑 役立たず
役立たず 三行半に 半旗揚げ
八里半 箱根山より 深い溝
舌の根が 半乾きでは 嘘つけず
オレ行水 妻は優雅に 半身浴
妻の愚痴 反省日記 半世紀
半ズボン オレはステテコ 妻リラコ
お互いに 半澤直樹 出ぬ名前
口数が 過半数超え 妻の勝ち
折半よ! 財布は一つ でも妻が
生半可 それがいい味 火野正平
団塊は 半人前と 老人会
年金日 今日は豪華に 二合半
伴侶とは 互いに半慮 譲り合い

by 幸山常男 (2014-08-02 11:34) 

あすかくらし川柳かんりにん

幸山さん、ご多忙の折、ご投稿ありがとうございました。
猛暑続きの8月も既に終わり9月、セミの鳴き声も心なしか弱々しく聞こえてきます。
今月は愛妻家を思わせるアット?ホームな川柳の数々でしたね。

・手料理よ! 半田そうめん 今日もまた
半田そうめんってあったんですね。それも愛知県の半田かと思っていましたが、四国の半田なんですね。手料理よ!っていうのが良いですね。

・半ズボン オレはステテコ 妻リラコ
リラコって何なのかはじめて知りました。ステテコでは外歩きはできませんが、リラコはできるんですね。それにしても幸山さんの奥様はおしゃれですね。

・団塊は 半人前と 老人会
団塊も前期高齢者になってしまいましたね、定年制が65歳になったので、しばらくは使いパッシリさせられそうですね。

by あすかくらし川柳かんりにん (2014-09-07 15:02) 

あすかくらし川柳かんりにん

多田さん、ご投稿ありがとうございました。コメントが遅れてしまい、気がつけばもう九月ですね。

・若き日の 想い出詰まる 四畳半
四畳半といえば、野坂昭如や寺山修司、南こうせつを連想させますね。昔は四畳半一間に生活のすべてがあったんですね。

・半世紀 生きて来たけど まだ子供
ビージーズの「若葉の頃」の歌詞の一節に‘でも時が僕らを通り過ぎて行った’とありますが、あの頃と何も変わっていない、ただ年を取っただけなんでしょうか?

by あすかくらし川柳かんりにん (2014-09-07 15:32) 

あすかくらし川柳かんりにん

福寿そうさん、投稿ありがとうございました。今年もいつしか秋風がそよぐ季節になりましたね。

・半分こ いつも小さめ 兄が取り
妹思いのやさしいお兄さんの思い出を込めた美しい句ですね。私の兄弟姉妹は戦争状態で、少しでも大きめのものを取り合いっこしたものですが・・・。

・片想い 半歩迫れば 2歩下がる
‘半歩迫れば2歩下がる’片想いって、何となく陽炎というか逃げ水みたいですね。でも2歩下がるということは、相手も意識しているということですかね。

・瞑想の はずの半眼 船を漕ぎ
それが自然の流れというものでしょう。自然の流れに逆らって眠らず瞑想できるのは至難の業だと思いますね。

by あすかくらし川柳かんりにん (2014-09-07 15:58) 

あすかくらし川柳かんりにん

横田さん、超大量のご投稿ありがとうございました。よくこれだけ大量の句を思いつきましたね。

・あの講演 過半の聴集 舟をこぐ
それも講師のテクニックの一つなんですかね、私の体験では必死に目を開けて眠気を我慢して聞くより、舟をこぎながら時々目を開けて話を聞いていた方が、良く記憶に残っている時がありますよ。

・言い訳を 半信半疑で ニュース聞く
そうですね、最近は舌を巻くようなもっともらしい言い訳が少なくなり、半信半疑以前の素人にも見え透いた言い訳が多くなりましたね。

・友の名を 思い出せない 下半分
森山良子の‘Ale Ale Ale’ですね。
‘ああ あの時のあの Ano Ano Ano
あの人の名前が出てこない
ほらあの時会った あの人なの
もうわかっているのに思い出せない’

・ビヤホール 中途半端で 帰路に就く
飲み放題だったら・・・残念!かもですね、でも中途半端と思いながらがちょうど良いのかも知れませんね。

by あすかくらし川柳かんりにん (2014-09-07 16:24) 

あすかくらし川柳かんりにん

岸さん、ご投稿ありがとうございました。あの暑かった夏も過ぎ、あちらこちらで秋の気配が感じられるようになりましたね。

・半ドンを 想いに浸る 我がいる
半ドンって良いですよね。私も半ドンの月曜日は幸せを感じています。岸さんの句は現役時代の半ドンを回想されておられるのでしょうか?幸山さんの‘今日半ドン 妻の宣言 夜ラーメン’の明るさ?とは若干違うような・・・。

・銭湯と 四畳半の 青春
これぞ南こうせつの‘神田川’の世界ですよね。でも‘神田川’は三畳一間ですよね。永井荷風の‘四畳半・・・’もありましたね。
多田さんの‘若き日の 想い出詰まる 四畳半’に通じるものですね。

・蒲焼も 半分づつで 幸せよ
うなぎも年々高くなって来ましたからね、私などは「半分ずつで幸せよ」を通り越して「匂いだけで幸せよ」・・・、あっ!これは落語「うなぎ屋」のフレーズでしたね。

by あすかくらし川柳かんりにん (2014-09-07 16:51) 

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