川柳 ～あすか倶楽部～ お題“ 入・花 ”

◆平成30年4月のお題は　“　入・花  ”です

 皆様の投稿をお待ちしています。

桃の小枝を折り取る男女　鈴木春信-

William Sturgis Bigelow Collection-Museum of Fine Arts Boston-

しばらくは　花の上ある　月夜かな　～芭蕉～

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　　　　・入間市を　にんげんしだと　言う輩

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　　　・葉桜は　よさこい踊りに　合わせ揺れ

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　　　　・入口さん　お嫁に行って　出口さん

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　　　・貴乃花　若貴時代が　懐かしい

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　　　・咲くが花　散ってしまえば　靴の底

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　　　・花はなぜ　地震や戦に　歌われる

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　　　・救護さえ　女人禁制　土俵入り

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　　　・震災で　人なき街にも　桜咲き

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　　　・3.11の頃　生まれた子らは　新入生

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　　　・花粉症　悲しいくらい　涙でる

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　田中　慶篤

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　　　・花見客　花より手酌の　時間かな

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　　　・花嫁の　涙のわけに　もらい泣き

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　　　・嫁入り日　無言の親子は　何思う

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　　　・あの証拠　潜入捜査で　あぶり出す

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　　　・手刀で　受け取る懸賞　ずっしりと

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　　　・大家族　人気の的は　孫の笑み

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　　　・この月は　人事異動が　気にかかる

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　　　・わが孫は　傍若無人の　天下人

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　　　・舌戦で　火花を散らす　与野党は

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　　　・若き日の　花柳界が　懐かしき

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　横田　光彦 　　　　　　　

平成30年度のお題は次のように決まりました。

平成30年度“2018”のくらしの川柳お題　決定！

  

 ◆形にとらわれず、まずは自分の思いを５・７・５で表現して投稿してみませんか？

※字余りでも大丈夫です！

 

◆投稿の仕方：下記のコメント欄に作品と氏名を記入後、送信ボタンを押してください。受信後、管理者が編集して掲載いたします。

 

◆初めて投稿される方へ：実名とアドバイザー期を記入願います。

※例　あすか太郎（３7期）

 

※但し、管理者が不適切と判断する作品はコメントも含めて、投稿者に連絡することなく削除する場合がございますので、ご了承願います。

川柳 ～あすか倶楽部～ お題“ 草・光 ”

◆平成30年3月のお題は　“　草・光  ”です

 皆様の投稿をお待ちしています。

鈴木春信　外出の支度

William Sturgis Bigelow Collection

尼寺や　彼岸桜は　散りやすき　

夏目　漱石 

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　　　・若草の　葉端で光る　虹色に　

　　　・冬五輪　メダルも涙も　光ります

　　　・富士山頂　登る光に　バンザイと

　　　・日本より　外国観光　安価かも

　　　・一夜ズケ　草木も眠る　時間まで　

　　　・草案が　出来たが次が　進まない

　　　・思春期に　夢を抱いて　草枕

　　　・手習いで　草履の編み方　始めたり

　　　・孫いわく　光沢増えたと　おでこ指す

　　　・草原の　光を浴びれ　若菜積み

　　　　　　　　　　　　　　　　　　横田光彦

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　　　・べらめえと　顔を光らせ　陳謝する

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　　　・この石は　光らないけど　美しい

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　　　・雑草も　場所を選びて　住処なる

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　　　・健康さ　親に感謝の　七光り

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　　　・買えぬけど　吾に似合わぬ　光もの

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　　　・愛犬は　草に顔埋め　気持ちい～

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　　　・窓あかり　ほたるの光　いまLED

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　　　・草かまり　事件に歓喜　評論家

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　　　・雑草も　孫が手にすりゃ　宝物

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　　　・蓮華かと　身を寄せ見れば　ほとけの座

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　田中　慶篤　　

川柳 ～あすか倶楽部～ お題“ 手・温 ”

◆平成30年2月のお題は　“　手・温  ”です

 皆様の投稿をお待ちしています。

鈴木春信　水仙花「炬燵で向き合う男女」

William Sturgis Bigelow Collection

いくたびも　雪の深さを　たずねけり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正岡　子規

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　　　・あの石は　ルンバのように　温かい　

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　　　・野党議員　新聞かた手に　したり顔

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　　　・日本新　手を突き挙げて　設楽顔

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　　　・リモコンを　手にした孫に　殴るなよ

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　　　・妻の手の　ひび割れ見れば　俺やるよ

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　　　・手放せど　安請け合いが　次々と

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　　　・平昌に　暖か響く　「そだねー」

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　　　・夏なのか　三寒四温　やはり冬

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　　　・メダリスト　温和な顔で　威張らない

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　　　・温暖化　どこまで浸かれば　本気なる　

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　田中　慶篤　

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　　　　・突噴火　草津温泉　大わらわ

　　　・雪ダルマ　ほうきで手を付け　目はみかん
　
　　　・もう食えぬ　でも手はでます　甘いもの

　　　・新手出す　手練手管の　電話詐欺

　　　・極寒期　温暖化の話し　いずこやら　

　　　・その一手　互いに待ってと　ヘボ仲間

　　　・ボタンティア　手弁当で　被災地へ

　　　・思春期に　つないだあの手の　温かさ

　　　・急変し　体温上がる　Ｂ型で

　　　・手のシワを　じっと見つめて　幸せを

　　　・金もどせ　真逆じゃないか　手相見さん

　　　・温容な　あすか倶楽部の　輪の話です

　　　　　　　　　　　　　　　　　　横田　光彦

川柳 ～あすか倶楽部～ お題“ 語 ”

◆平成30年1月のお題は　“　語　”です

※今回のお題は平成30年宮内庁歌会始のお題「語」に倣っております。 

皆様の投稿をお待ちしています。

鈴木春信　若水を汲む男女

William Sturgis Bigelow Collection

門松や　おもへば一夜　三十年

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松尾　芭蕉

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　　　・おやじギャグ　座興の隠語で　ちょっとウケ
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　　　・あ～う～と　あの単語が　口に出ず
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　　　・徐々に増え　例の語彙も　出てこない
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　　　・日本語の　大和言葉の　まろやかさ
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　　　・語り部が　伝える風土記の　倖せを
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　　　・あの会議　いつも私語が　多すぎる
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　　　・今日もまた　脅す豪語か　かの国は
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　　　・覚えます　歴史の年代　語呂合わせ
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　　　・孫生れ　家族の幸せ　物語る
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　　　・俺だって　あの頃もモテたと　語りだす
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　　　・語ろうか　あの子の秘密　少しだけ
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　　　・あの組織　大言壮語で　詐欺まがい

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　　　　　　　　　　　　　　　　　横田　光彦

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　　　・スペインに　独立すると　語ルーニャ

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　　　・日本語で　言いましたよで　自壊した

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　　　　・あちこちで　ただで勉強　中国語

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　　　・カルタとり　語る間もなく　軽く負け

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　　　・記憶失せ　語りつくせず　昨日のこと

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　　　・言い訳を　語るに落ちる　妻の前

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　　　・あの頃は　国語の本と　家の光

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　　　・あの人の　なぜか明るい　自虐ネタ

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         ・ハイハイと 電子レンジに 語る妻

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          ・ひとりごと テレビに向かい 語りかけ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　田中　慶篤

川柳 ～あすか倶楽部～ お題“ 走・山 ”

◆平成29年12月のお題は　“　走・山  ”です

 皆様の投稿をお待ちしています。

葛飾北斎　富嶽36景　江戸日本橋　

草枯れて　狸の飛脚　通りけり　（与謝蕪村）

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　　　・トランプさん それは世界に ユルサレム

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         ・小走りも　歩く人らに　追い越され

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         ・平成は ゴール目前 走り抜け

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　　　・年賀状　先走り祟り　無駄になり

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　　　・あの人を 近くで見れば　富士の山

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         ・犬走り まねて歩けば 妻あきれ

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　　　・世捨て人　街の灯恋し　山ぐらし

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         ・クリスマス 師走忘れる 街灯り

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          ・古里の 山は緑に 吾白く

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          ・愛犬に もっと走れよと 促がされ

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　　　　　　　　　　　　　　田中　慶篤

　

川柳 ～あすか倶楽部～ お題“ 音・空 ”

◆平成29年11月のお題は　“　音・空  ”です

 皆様の投稿をお待ちしています。

参道の　長きは楽し　七五三

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山口　青頓

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　　　・川柳の　独り相撲は　空しいな

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　　　・孫のうた　音痴も遺伝　痛感し

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　　　・人生の　あの空白は　謎のまま

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　　　・空の下　我が家にとって　屋根の下

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　　　・失言に　見え隠れする　本音かな

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　　　・選挙負け　他人のせいは　空しいな

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　　　・あの人は　音沙汰ないが　もういいか

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　　　・人生は　空欄だらけ　答え出ず

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　　　・絵空事　馬鹿にされたが　夢かない

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　　　・故郷は　何もないけど　青い空

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　　　・騒音は　年取るほどに　気にならず

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　　　　　　　　　　　　　　　　田中　慶篤

川柳 ～あすか倶楽部～ お題“ 育・思 ”

◆平成29年10月のお題は　“　育・思  ”です

 皆様の投稿をお待ちしています。

秋の空　露をためたる　青さかな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　正岡　子規

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　　　・孫育ち　伸びたその分　妻縮む

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　　　・愛犬は　何を思うか　また寝言

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　　　・思い出の　アルバム開き　鏡みる

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　　　・待機ゼロ　山や川こそ　保育園

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　　　・イクメンは　なぜかイケメン　連想し

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　　　・幼稚園　行かずに育ち　今がある

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　　　・クラス会　思い出し笑う　帰り道

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　　　・故郷は　思い出だけが　美しい

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　　　・大阪人　思わずギャグで　わろてんか

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　　　・イクメンを　臆面もなし　議員さん

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　　　・解散後　思い束の間　希望消え

　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　田中　慶篤

 

　　　・育ジイに　その気にさせる　孫の顔

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　　　・育毛剤　踏ん切りついて　丸坊主

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　　　・どたんばで　育てた部下が　会社辞め

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　　　・思いっきり　笑顔にしてる　あれは夢

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　　　・思い出も　途切れとぎれに　梨の皮

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　　　・就活に　腹壁登る　思いして

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　　　　　　　　　　　　　　　　吉川　勇

　　　　

川柳 ～あすか倶楽部～ お題“ 白・分 ”

◆平成29年9月のお題は　“　白・分  ”です

 皆様の投稿をお待ちしています。

葛飾北斎富嶽36景より　「凱風快晴」　

コスモスの　花ゆれて来て　唇に　（星野　立子）         

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　　　・赤面の　告白タイム　クラス会

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　　　・過ぎた日の　記憶たどれば　空白に

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　　　・パスワード　分かるようにと　娘から

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　　　・白黒を　はっきりさせれば　生きづらい

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　　　・分別は　ごみ程度しか　湧いてこず

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　　　・分かれ道　戻ってわかった　おなじ道　

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　　　・まあ良いか　鏡の前で　白髪なで

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　　　・アンケート　白紙で出すと　悪いから

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　　　・見栄をはる　分相応が　むずかしい

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　　　・寄せ集め　分裂しながら　消えてゆき　　　

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　田中 慶篤　　　　　　　　　　　　　　　　

川柳 ～あすか倶楽部～ お題“ 暑・海 ”

◆平成29年8月のお題は　“　暑・海  ”です

 皆様の投稿をお待ちしています。

葛飾北斎富嶽36景より　甲州三島越

朝顔に　つるべとられて　もらい水　(加賀千代女)          

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　　　・あゝお盆　孫来る前に　熱くなり

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　　　・温暖化　南の島は　海に消え

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　　　・暑中見舞い　返事に迷い　彼岸過ぎ

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　　　・雑草も　水をあげたい　この暑さ　

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　　　・スイカ畑　カラスが先に　熟れを知り

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　　　・風鈴も　アサガオもない　この暑さ

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　　　・日本海　遺憾だけでは　もういかん

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　　　・夏休み　孫の宿題　気にかかり

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　　　・耳鳴りを　打ち消しそうな　蝉しぐれ

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　　　・海の日を　覚えぬうちに　山の日が

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　田中　慶篤